新規則ぱちんこ遊技機に関する資料

コラム:ぱちんこ開発者の独り言

●新規則ぱちんこ遊技機に関する資料
平成30年3月1日、日工組において「新規則ぱちんこ遊技機に関する説明会」が開催され、日工組から新規則ぱちんこ遊技機に関する説明があったが、今回はそちらで行われた説明会のポイントをかいつまんでご紹介したいと思う。

◆規則改正に伴う組合での取り組み

@型式名について
旧基準において、型式名は「CR」記号を使用していたが、それを遊技機の種類によって変更することとなった。

<基本記号>
ぱちんこ「P」
アレンジ「R」
じやん球「J」
ちょいパチ「Pちょいパチ」
現金機・他「なし」

(例)ぱちんこの場合
旧基準:CR遊技日本W
新基準:P遊技日本W

Aくぎ確認シート
・遊技盤面の全ての釘がくぎ確認シートの対象となる
・シートサイズはA4サイズ固定、複数枚になった場合はセット枚数がわかるように記載
・営業所への配布方法は設置確認時に手渡し、もしくは、事前に取扱説明書と同時に営業所へ届ける。

B性能表示モニタ
通常中のベース値を主基板上の性能表示モニタに常時表示する。

◆ぱちんこ遊技機性能表示モニタ概要説明書
基本仕様:ベース値を主基板上の性能表示モニタに常時表示
表示内容:遊技機の電源がONの間は、アウト60,000個毎のベース値が約5秒間隔で順に表示し、繰り返す。

◆設定変更装置
新規則施行に伴い搭載可能となる設定変更装置について、操作方法等をわかりやすくし、統一仕様にすることで、設定に係る不正を未然に防ぐ。

以上の内容が主となる。これらは全て、平成30年2月1日の型式試験申請分より実施されている。

やはりポイントとなってくるのは、性能表示モニタであろう。アウト60,000個というのは、打ち込み時間が10時間ということであり、この性能表示モニタに表示されるベース値は、大当り中や確変・時短・(通称)小当りRUSH中が除かれた、通常中のみのベース値である。
導入初日などの限られた時期を除き、1週間も稼働すれば通常中60,000個アウトが飛ぶのは、それほど難しいことではない。

この性能表示モニタに表示されるであろうベース値は、各機種の取扱説明書にベース値が記載されており、仮にその記載されている数字と性能表示モニタに表示されている数値が一致しない場合は、「何かしらの不正改造がなされている」決定的な証拠になる。

当然のことながら、ベース値が低すぎても高すぎても問題がある。
また、ヘソ賞球の違いによってもベース値が大きく変わることが想定されるため、一概にベース値がこれぐらいであればOKという話でもない。
全ては各機種の取扱説明書に、該当機種のベース値が記載されている。

本来であれば、同一型式であれば全ての製品ひとつひとつの差が全くなく、同じ性能を発揮するのが理想的ではあるが、設置傾斜や島環境や設置環境によって、多少の誤差が生まれるのは想定される。
それらを全て考慮した上で、取扱説明書にはベース値の範囲が定められているので、個体差等を理由にベース値に異常が発生することはありえないのを一言申し上げておく。