◇パチ元会、「パチンコを元気にするセミナーin大阪」開催 ホール関係者約600人が集結

関西を中心とする業界有志によって結成された勉強会組織のパチンコを元気にする会(パチ元会)は5日、大阪市中央区南船場の日本生命御堂筋ビル内のハートンホールにおいて、1日に24セミナーを開講する「パチンコを元気にするセミナーin大阪」を開催した。全国遊技ビジネス振興会(全遊振)との共同開催。NPO法人ぱちんこ情熱リーグによる後援。関西のホール関係者を中心に約600人が集結した。
 パチ元会による参加人数100人以上の大規模セミナー開催は、今回で5回目。今回のキーワードは「3年後の未来のために“今”」とした。各80分のセミナーを、3つの時間帯に8講座ずつ同時に開講。参加者は、最大3講座を無料で受講することができた。セミナーは、プロモーション、情報、マーケティング、機械、経営・営業、セキュリティ、人材教育など、カテゴリー別に分類されていた。講師に、同会の理事長を務めるキューファクタ(Qファクタ)代表取締役の戎谷育雄氏をはじめ、小森ワーキング代表の小森勇氏、SPARKS NETWORK代表取締役の中村恵美氏らが講師を務め、それぞれの専門分野について講義を行った。戎谷理事長は開催にあたり、「東京と比べて大阪では、このようなセミナー・勉強会はまだ少ないが、関西のホール関係者にも勉強をする習慣が定着してきた」と話した。
 共同開催の全遊振からは会長の三井慶満氏がパネラーとしてパネルディスカッション「パチンコ業界の『今』と『未来』を語りつくす!!」に参加。パチ元会の会長を務めるトータル・ノウ・コネクションズ(TKC)代表取締役の高橋正人氏、小森ワーキングの小森代表ともに、「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」をキーワードとして、業界の現状と、これからの生き残りに必要な要件について、意見を交わした。三井氏はパネルディスカッションのなかで、「「海物語」や「ジャグラー」シリーズといった定番機種に固定客をつけて平日のお客様を増やそうと努力しているが、近年のマーケットの変わり方を見ると、土日を中心に来てくれるお客様を重視する営業にシフトした方がよいケースもエリアによって出てきている。このままでは、余裕があって負けてくれる土日のライトユーザーを失ってしまうだろう」と述べ、ホール営業についての根本的な認識を改める時期に来ているのではないかと投げかけた。また、「危機には、ヒト・モノ・カネ・情報の経営資源を、それぞれどこに分散するか決める必要があり、そのためにも情報が重要」と述べ、難局の時代を生き残るためには情報が一層重要になると話した。
 パチ元会は、勉強会と情報交換を通じて、ホール運営に関わる従事者すべてのスキルアップ、クオリティアップと、その動機付けの契機となることを目的に2012年に設立。年2回の大規模セミナーと毎月の勉強会を実施している。参加費は基本的に無料。講師陣もすべてボランティアで参加し、協賛企業の資金協力を得て運営されている。(日刊遊技情報)