◇都遊協、定例理事会を開催 〜ECO遊技機についての日工組回答を説明


東京都遊技業協同組合(都遊協)は24日、新宿区市ケ谷左内町の遊技会館において定例理事会を開催した。都遊協の阿部恭久理事長が全日遊連の理事長となっていることもあり、全日遊連が日工組に出していたECO遊技機に関する日工組からの回答についての説明が行われた。阿部理事長は、「ECO遊技機には、まだ見えていない部分が多すぎる」として、「今後は日工組次第」としながらも、個人的には「現行遊技機でバリエーション豊かなものを出していただきたい」との考えであると述べた。
 全日遊連ではECO遊技機について「条件付きで同意」するというスタンス。その条件を7項目にまとめ、日工組へ提示していた。回答が11日に、また修正の加えられものが17日に送付された。全日遊連では19日開催の全国理事会においてすでに、今回の回答では「同意できない」旨の決議を採択。その決議を書面にし24日に日工組へ送付した。
 今回の都遊協定例理事会で明らかにされた全日遊連からの「条件」と日工組の回答の要旨は次の通り。
条件@ ECO遊技機およびECOシステムの低価格化実現
日工組回答: ECO遊技機本体の価格は10万円以下。ECOユニットの価格は15万円以下。現行遊技機については、現状維持が精一杯。そのことからも、盤面を低価格で提供できるECO遊技機開発を推進したい。
条件A ECO遊技機は「スタンダード前飾り」を含めすべて、型式を取得すること
日工組回答: 承知した。
条件B 現行CRユニットを低価格で活用できるようにすること
日工組回答: 特定のユニットに対してはECO遊技機に対応する改造キットを用意する。改造キットの費用負担を軽減できるようにする。設置年数が長く経過したCRユニットの改造キットは割高となる。磁気カード対応ユニットなど改造不可能なCRユニットも存在する。
条件C システムの公的なセキュリティ評価を受けること
日工組回答: 「セキュリティに完全はない」という観点を採るが、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が認定する評価機関にセキュリティ評価を来年早々に依頼し、結果を提示する。
条件D セキュリティが万一破られた場合の責任は、遊技機メーカー、システムメーカー側にあることを、各メーカーが公印付きの文書で明確に約すること
日工組回答: 遊技機については遊技機製造メーカー、ユニットについてはユニット販売メーカーが責任を負う。公印付きの文書には、各販売メーカーとホール間で締結される売買契約書を充てる。
条件E ISDNから光通信への通信形態の変化に対応したシステム環境を提供すること
日工組回答: ECOシステムで導入するVPN回線にはホール内の設備を1回線に集約できるメリットがある。システムとホール外との通信では、回線の集約を行ったうえでアクセスポイントへの接続コストをトータルで低減化することを日電協、PSA、認証協、自工会、補給組合で協議し実現させる。
条件F 進捗状況の説明など連絡体制を保持すること
日工組回答: まだ明確にできていない項目などを含め、定期的な意見交換の場を継続して設ける。(日刊遊技情報)






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