大遊協、府内12カ所でひったくり防止カバーを無料配布

大阪府遊技業協同組合(大遊協)は11日、恒例となっている「車上狙い・ひったくり撲滅キャンペーン」をスタートさせた。このキャンペーンは、車上狙い・ひったくりという、全国的に見て大阪府内での発生率の高い街頭犯罪を撲滅させることを目的とし、これら犯罪に対する府民の防犯意識を高め周知することを目的として活動を継続している。
 同組合の善意の箱・社会貢献委員会が中心となって2008年度にスタートさせた。当初は自転車の前かごに取り付けるひったくり防止カバーの寄贈だけであったが、大阪府のひったくり発生件数がいまなお全国ワーストワンとなっている現状を踏まえて、2010年度からは「車上狙い・ひったくり撲滅キャンペーン隊」を結成し、府内の各警察署などと連携して街頭に出て府民に直接、被害防止を訴えるキャンペーン展開を行っている。
 本年度は19日までに、大阪府下の12カ所(泉佐野市、堺市西区、大阪市平野区、大阪市阿倍野区、大阪市北区、枚方市、大阪市西区、大阪市西成区、大阪市旭区、大阪市東淀川区、大東市、交野市)において、ひったくり防止カバーの無償提供を行うとともに、「セルプ商品」(障がいがあるために働く機会を得にくい人たちが働く福祉施設や福祉作業所で作られた商品)のクッキーやマグネットを配布し、同組合による取り組みのPRを実施した。
 キャンペーン隊は16日、大阪市北区本庄東の「ライフ本庄店」を訪れ、隊長を務めるタレントのタージンに加え、大淀警察署の署長と防犯担当者が参加し、来店客らにひったくり防止カバーの取り付け方やその効果の説明を行った。その後、同組合の関係者やホールスタッフ、さらに地域の防犯協力会の関係者らが協力し、地域住民にひったくり防止カバーを配布し、かごへの取り付けを行った。
 同組合では期間中に2万1000枚のひったくり防止カバー配布を予定。8年間の累計で22万3500枚製作し、うち12万枚をこれまでに寄贈した