ゲームカード・ジョイコホールディングス小反落もカジノ関連人気継続で5月高値視野

遊戯機器関連のゲームカード・ジョイコホールディンス <6249> (JQS)の株価はモミ合いから上放れの展開となった。今秋の臨時国会に向けてカジノ関連人気が継続する可能性があり、高配当利回りや低PBRも支援材料だろう。5月の高値が視野に入る。

  パチンコ用プリペイドカードシステム首位の日本ゲームカードと、業界初のコイン型ICカードを採用したジョイコシステムズが11年に統合した持株会社である。パチンコ用カードユニットやパチスロ向けメダル貸機などの機器売上、カード収入、システム使用料収入が収益柱で、機器は各台計数システムに移行している。

  今期(14年3月期)の連結業績見通しについては、パチンコホールの設備投資マインド低下、パチスロ向けメダル貸機の入れ替え需要一巡などで機器売上の大幅減少を見込み、売上高が前期比17.6%減の326億円、営業利益が同83.9%減の4億30百万円、経常利益が同85.1%減の4億円、純利益が同89.4%減の1億70百万円としている。ただし市場動向を睨みながら新商品・サービスを市場投入する予定としており、期中に投入の場合には上振れの可能性があるだろう。

  株価の動きを見ると、8月以降は概ね1500円近辺でモミ合う展開だったが、9月11日に前日比100円(6.59%)高の1619円まで急伸した。20年夏季五輪の東京開催決定を受けてカジノ関連が材料視されたようだ。その後も急反落することなく、1500円台後半で推移した。

■配当利回り3.8%、PBR0.5倍台

  9月13日の終値1586円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS11円92銭で算出)は133倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間60円で算出)は3.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS2930円54銭で算出)は0.5倍近辺である。

  日足チャートで見ると75日移動平均線を突破して急伸し、週足チャートで見ても戻りを押さえていた26週移動平均線を一気に突破した。強基調にトレンド転換した形だろう。今秋の臨時国会に向けてカジノ関連人気が継続する可能性があり、高配当利回りと低PBRも支援材料だろう。5月の高値1747円が視野に入る