県警元警部を横領容疑で逮捕 遊技場組合費7千万円不明

再就職した水島遊技場組合の銀行口座から多額の運営費を着服したとして、岡山県警捜査2課と倉敷、水島署は2日、業務上横領容疑で県警元警部の岡山市南区古新田、会社役員高北透容疑者(63)を逮捕した。

 高北容疑者は、2009年からパチンコ・パチスロ店が加盟する同組合と倉敷遊技組合(いずれも倉敷市)に事務局長として約4年間勤務。銀行口座の通帳と印鑑を管理する立場にあった。この間に両組合で計約7千万円の使途不明金が判明しており、県警は関連を調べるとともに、詳しい動機や金の使途を慎重に捜査する。

 逮捕容疑は11年11月下旬、同市の銀行で、水島遊技場組合名義の定期預金口座を無断で解約し、現金約500万円を着服した疑い。「大半は組合のために使った」と容疑を否認している。

 県警は2日朝、高北容疑者が入院していた岡山市北区の病院を退院した直後に任意同行を求め、自宅など数カ所を家宅捜索した。

 両組合によると、2月に会計監査で高北容疑者が通帳を見せなかったことから、銀行に問い合わせて不正が発覚。計約3300万円を横領した容疑で6月、県警に告訴していた。組合側には当時、「遊興費などに使ったが、何も言えない」と話していたという。