横領容疑で県警元警部逮捕へ 遊技組合から3千万円

倉敷、水島両遊技組合の事務局長だった岡山県警の元警部(63)=岡山市=が組合費を着服したとして告訴された事件で、県警が業務上横領容疑で逮捕する方針を固めたことが1日、捜査関係者への取材で分かった。近く任意同行を求め、取り調べる。

 告訴状などによると、元警部は県警を退職後の2009年、両組合に事務局長として再就職し、12年まで約3年間勤務。その間、組合の運営費などを保管する銀行の普通、定期預金通帳を無断で解約し、計約3千万円を横領した疑いが持たれている。両組合が6月に告訴した。

 両組合の使途不明金は計約7千万円に上ることが判明しており、県警は告訴額以外の4千万円についても関与を調べ、動機や使途の解明を進める。

 倉敷遊技組合によると、元警部は会計業務を担当し、通帳と印鑑を管理。今年1月の会計監査で不正が発覚して解雇された。横領行為を認める一方で「遊興費などに使ったが、詳しいことは言えない」と話したという。