生活保護:小野市、「不適切」3件 条例施行後、市民から情報提供 2件は非受給者 /兵庫

小野市は23日、生活保護費をパチンコなどに浪費することを禁じた市福祉給付制度適正化条例(4月施行)について、市民からの情報提供件数を初めて発表した。不適切な費消に関する情報提供は同日現在で3件。うち1件は受給者の過度の飲酒で、残る2件は受給者ではなかった。

 市社会福祉課によると、飲酒の1件は以前から指導していた受給者で、現在は生活態度が安定し、保護費支給も継続している。残る2件はパチンコ店に出入りしているという情報だったが、非受給者と判明した。また、生活困窮者に関する情報提供も2件あった。情報は全て、条例施行直後の4月中に寄せられたという。

 4〜7月の生活保護申請、相談とも前年度比で増加しており、蓬莱(ほうらい)務市長は「条例が保護抑制につながると懸念されたことは全くなく、生活保護に関心を持って頂いたことを高く評価している」と話した