KAI総研 無料セミナーで活動開始

パチンコの影響などを科学的に研究する一般財団法人パチンコ・パチスロKAI総合研究所(KAI総研)が始動した。同様の研究などを手がけてきたぱちんこ未来図研究会(ぱ未研)を発展させる形で発足したもので、7月25日には、大手町サンスカイルーム(東京都千代田区)で無料のセミナーを開催。具体的な活動を始めた。

 冒頭、KAI総研の代表理事を務める平澤黎哲氏があいさつ。「パチンコ・パチスロを科学的に研究し、産業として新たな価値化を図りつつ、大衆娯楽としての業界発展に向け寄与することを目的に設立した」と研究所の設立経緯に触れるとともに、「この業界を次世代につなげる未来図を描き続けることで、若い人々が夢を持って働くことができる環境づくりをしていきたい」と語った。

 なお、KAI総研の“KAI”は、快楽、解決、回答、改革、会うなどを想定し、消費者の疑問に何らかの“KAI”を出せる研究所になろう、との意図が込められている。

 KAI総研では、脳科学解析を諏訪東京理科大学と共同研究するほか、「けんぱち研究会」「遊技機研究会」「風営法研究会」「労務研究会」の4つの研究会を設定。篠原菊紀・諏訪東京理科大学教授が提唱する「健康ぱちんこ」を検証する研究会「けんぱち」では、健康に寄与するパチンコの実用化や活用法の研究などを進める。「遊技機研究会」では、遊技機に関する情報提供と共有を行うとともに、市場に必要な遊技機の研究と科学的実証を手掛ける。「風営法研究会」では風営法項目に関係した基本解釈の研究を、「労務研究会」は企業における労務管理の専門家育成を行う。