全関東遊連、新会長に神奈川・伊坂氏

全関東遊技業組合連合会(全関東遊連)は11日、群馬県草津町のホテル櫻井において定時総会を開催し、今年度の事業計画など全議案を原案どおりに承認した。任期満了に伴う役員改選では、青松英和会長に替わり神奈川県遊技場協同組合の伊坂重徳理事長が新たに会長に選出された。

 総会では議事に先立ち、退任する役員ら8人に感謝状を贈呈。青松会長が挨拶のため登壇した。全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連)の理事長でもある青松会長は、「会長就任から丸3年経った。業界では、いまだに未曾有の状況がつづいている。全日遊連との二足の草鞋(わらじ)での活動はたいへんで、皆様にもご迷惑をおかけしてきた。今後は全日遊連の理事長職に専念したい」と述べて、辞意とともにこれまでの会員による支援に対して感謝した。

 来賓祝辞では、群馬県警生活安全部生活安全企画課の北爪雅邦課長が同・生活安全部の小林政夫部長の祝辞を代読。そのなかでは、「健全化に向けたたゆまぬ努力を惜しむことなく、業界が団結して諸問題に真摯に取り組み、健全で身近な大衆娯楽になるよう大きな一歩を踏み出してほしい。本年がパチンコ営業の健全化が強力に推進された年となるよう期待したい」と、健全化のためのさらなる努力を求めている。

 可決承認された2013年度の事業計画では、「パチンコ・パチスロファンの拡大」、「高コスト体質からの脱却」、「省エネ対策の推進」、「復興支援に向けた取組みの推進」、「地域に密着した親しみやすい空間の提供」、「社会からの信頼の獲得」、「緊密な連携と発信力の強化」の7項目を掲げた。

 伊坂新会長は会長就任にあたっての所信表明において、「厳しい経営環境がつづき、出口が見えない状況。ファン減少と高齢化問題に取り組まなければならない。今のままのパチンコには、スリープ層や青年層を呼び寄せるだけの魅力は、まったくない。ECO遊技機は全日遊連を初めとするホール業者の同意がなければ実現せず、ハードルは高く、ヒット機がいつ出るかもわからない」と述べさらに、「まずは現行機の活性化を目指し、来年の早い時期には本当の意味での“遊パチ”を送り出すべく、日工組、日遊協と協議したい。原点に立ち帰って、手軽で安く遊べる遊技場に戻さなければ、現在の閉塞感から脱け出すことはできない」との認識を示した。