パチ研、無料セミナーを都内で実施 

関東圏の市場動向などを分析

パチンコ産業研究開発機構(パチ研)は17日、東京都台東区東上野のTKPスター貸会議室において、無料セミナーを実施した。セミナーは3部形式ですすめられ、S‐DREAM代表取締役の坂元章洋氏、湘南エージェンシーの鈴木一幸氏、パチンコビレッジ代表取締役の村岡裕之氏が講師を務めた。

 坂元氏は講義のなかで、関東圏における本年のグランドオープン店、リニューアルオープン店の動向を分析。各店舗の稼働状況や販促手法、競合店の動きを紹介し、各店舗を評価、さらに今後の動向を占った。関東圏の新店では『マルハン』の成功確率が高く、逆に言えば『マルハン』以外の新店は稼働面で見た場合、失敗と言える事例が相次いでいると言う。失敗要因としては、@オープン後すぐに利益を抜く、A会員募集からオープンまでの日時が短い、B低玉貸し営業比率が最初から高い、C広告宣伝にお金をかけない、D店舗オペレーション不足の5点を挙げ、「この失敗点の逆を行えば成功確率が上がる」と説明した。

 村岡氏のテーマは、今年上半期の遊技機の総括と下半期の新機種動向について。上半期の新機種販売では、パチンコについては「ほとんどのメーカーが販売台数を減少。このままだと年間200万台ペース」となるとし、パチスロについては「前年比微増で年間140万台ペース」と、ややパチスロの方が好調な状態にあると説明。今後の動向についての観測では、パチンコ市場が厳しく「各パチンコメーカーの開発状況を見る限り、1年先のスパンで見てもタイトル的には寂しい状況」との見方を示した。また本年の年末商戦に向けた販売動向では、「注目機種があるのはパチスロ。パチスロ島を増設するならこの時期」と述べる一方で、「新台の集客力に期待した営業は厳しい。自店は海物語なら負けない、ジャグラーなら負けないなど、ひとつでも他店に負けない“武器”を用意することが大切」と、機種運用における自論の秘策を展開した。