パチンコ・パチスロ利益減少、歯止めかからず 毎月30店超が廃業

ダイコク電機は3日、東京都文京区の東京ドームホテルで「DK−SIS白書2012」の発刊記者発表会を開催した。同白書は今年5月末時点で遊技機約122万台、市場全体の27%にのぼるDK−SISデータから昨年の市場動向を振り返ったもの。

 白書によると、DK−SISにおける4円パチンコの稼働は2008年の2万5520個から12年には1万9330個に減少。パチスロも平均稼働が昨年の1万428枚から1万238枚に。この2年間は増加していたが、減少に転じた。

 また、12年の業界総粗利は前年の3兆8200億円から3兆7800億円に減少。業界総粗利から遊技機購入費用を差し引いた遊技機利益も前年の2兆5800億円から2兆4100億円に減少した。

 なお、昨年のキーワードに(1)業界総粗利・遊技機利益の減少に歯止めかからず(2)4円パチンコの業績下落が続く(3)パチスロ業績が頭打ち・ART高純増タイプ登場(4)パチスロ低価貸し実施店が急増(5)広がりを見せる「適切な賞品提供の徹底」−の5つが挙げられた。

 一方、パチンコホールの全国組織である全日遊連がまとめた各都府県方面遊協の組合員数の各月調査によると、昨秋以降、毎月30を超える店舗が廃業する背景で、13年5月末時点の営業店舗数も前月比24店舗減の1万1069店舗となった。

 また、遊技機設置台数は、減少傾向にあるパチンコ機が9456台減の278万418台、増加基調が続く回胴式は4715台増の145万9448台。その他遊技機を含めた総台数は4741台減の424万22台となった。(ニュース提供・LOGOS×遊技通信)