佐世保市がカジノを視察へ

佐世保市と同市議会は8月、シンガポールと豪州のカジノを含む統合型リゾート(IR)を視察する。日本でのカジノ合法化を視野に、同市のハウステンボス(HTB)へのIR誘致を目指す動きが出る中、「先進地」でメリットとデメリットの両方を考えるのが目的。

 市によると、同市と豪州コフスハーバー市の姉妹都市締結25周年を記念し、8月下旬、朝長則男市長や市職員、市議らが現地を訪問。これに合わせ、シンガポールと豪州にあるIR計3カ所を視察する。

 シンガポールでは、ビジネス客対象の「マリーナ・ベイ・サンズ」、テーマパーク併設型の「リゾート・ワールド・セントーサ」の二つのIRを視察。豪州メルボルン市では南半球最大のカジノ「クラウン・エンターテイメント・コンプレックス」を訪れる。運営上の課題について、現地の担当者らとの意見交換も予定している。

 IRをめぐっては、中央で議員立法でカジノ合法化を目指す動きがある。県内では、HTBへのIR誘致に向け、県と佐世保市が本年度予算にIR導入検討事業費を盛り込み、同市議会が3月、誘致推進議員連盟をつくるなど取り組みが活発化している。