マルハン、大阪で“韓流テーマパーク”を14年秋に開業

マルハンは9日、東京都千代田区内幸町の帝国ホテル東京において記者会見を開催し、同社が保有する大阪市浪速区恵美須東の旧「フェスティバルゲート」跡地へ日本初の“韓流テーマパーク”を建設し、2014年秋の開業を目指すと発表した。




 施設の名称は未定だが、プロジェクト名称は「マルハン大阪 韓流PROJECT」、コンセプトは「ようこそ!韓流ファンの夢の街へ」となっている。新施設は4階層で、附帯施設として1000台未満の駐車場が付く。敷地面積は約1万4000平方メートル(約4242坪)。施設は、1階・韓国スーパー、2階・飲食店・物販店、3階・多目的ホール(仮称「K‐POPホール」)、4階・運営事務所などから構成される。総工費として100億円を予定。目標とする数値は、年間来場者数300万人、年間売上目標50億円。

 同施設の予定地は、タワー「通天閣」をシンボルとする新世界エリアに隣接しており、大型温浴施設「スパワールド」や天王寺動物園、さらには地下鉄で1駅の天王寺・阿倍野エリアとの連動も期待することができるエリア。特に阿倍野の再開発で建設中の「あべのハルカス」は地上高300メートルの「日本一高いビル」として2014年春の竣工が予定されている。

 同社は本年に入って、ゴルフの「太平洋クラブ」とのスポンサー契約、次いで浅草六区での複合商業施設「マルハン松竹タワー」プロジェクトと、パチンコ事業以外での事業の発表を相次いで行っている。同社は中期経営計画「チャレンジ2020」で、パチンコ以外の事業で売上1000億円の達成を目標のひとつとしている。




 記者会見で同社の韓昌祐会長は、「日韓の文化面での交流を通じて、両国の理解に貢献するのがよいと社内が一致した。日韓関係は晴れたり曇ったりを繰り返している。竹島/独島問題などでギクシャクした関係を和らげることが我々の役目。日韓関係は水と油ではなく、水と魚の関係でありたい」と、今回のプロジェクトを通して日韓両国の融和に貢献していく意志を力強く語った。