奈良県遊協、「業界等価交換」を是正し「市場価格との等価交換」を徹底

奈良県遊技業協同組合は1日付けで傘下組合員に向けて文書(「奈遊協発第74号」および「第77号」)を発出し、市場価格と異なる価格に基づく、いわゆる「業界等価交換」の慣行を是正して8月1日より、賞品の市場価格(一般の小売店における日常的な販売価格)との「等価交換」を徹底するよう求めていたことが、同組合関係者への取材からわかった。

 奈良県遊協が6月28日に開催した「第47回通常総会」の「講話」のなかで奈良県警察本部生活安全部生活安全企画課許認可審査室の森田圭一室長が、「市場価格に基づく一物一価の下での適切な賞品提供」を求め、さらに風営法上の「等価交換」については、「一般の小売店における日常的な販売価格を有する物品を言う」と明確に言及していた。この発言を受けて奈良県遊協では、賞品の市場価格を調査し、傘下組合員に調査結果を送付。その範囲内での賞品の交換を要請した。

 通知による「市場価格一覧表」では、仕入原価100円(手数料を除く)の「マーカー」あるいは「ペンダントトップ」といった賞品の市場価格は、112円から168円とされており、平均的市場価格では132円。貸し玉料4円の場合では28個から42個、貸しメダル料20円の場合では5.6枚から8.4枚となる。

 なお、大阪府遊技業組合の傘下ホールでは、2011年10月よりすでに、いわゆる「業界等価交換」を実質的に禁止。同様の措置を採る都府県方面単位での遊技業組合は、奈良県遊協が全国で2例目となる。