「ギャンブル詐欺」5倍に 今年上半期県内の被害 [福岡県]

県警は8日、上半期(1〜6月)に県内で発生した特殊詐欺事件の被害状況を発表した。被害件数は前年同期比で10件増の96件、被害額は同1億838万円減の4億7590万円だった。パチンコの必勝情報を提供するといったギャンブル関連の詐欺は前年同期比で5倍に増えており、県警は注意を呼び掛けている。

 パチンコの必勝情報や「ロト6の当せん番号」などを教えるといったギャンブル関連の被害は前年上半期は3件1058万円だったのが、今年上半期は15件5857万円に増えた。また振り込め詐欺被害は59件1億2091万円で、前年同期から22件8175万円増加した。このうち架空請求は被害額が前年同期から約5・5倍の9681万円(被害件数は31件)に上った。手口別では有料サイトの利用料などを名目に支払いを求めるケースが8件、訴訟関連などをかたるケースが4件だった。

 一方で、社債などの金融商品をめぐる詐欺被害は前年上半期の5億3454万円から、今年は2億9642万円に減った。おれおれ詐欺はほぼ横ばいの7件の被害を確認、被害者は女性ばかりだった。

 県警捜査2課は「1人で振り込みを決めるのではなく、必ず家族や友人に1度相談してほしい」と呼び掛けている。