「健康長寿条例」で受動喫煙防止 県が骨子案  栃木県

県は5日、県民の健康寿命の向上を目指す健康づくり推進条例の骨子案を明らかにした。条例名は「健康長寿とちぎづくり推進条例」とし、県が進める施策として、がん検診などの受診促進や、他人のたばこの煙を吸ってしまう受動喫煙の防止に関する取り組みを盛り込んだ。公の施設に対する禁煙の義務付けや、喫煙者に対する罰則規定は設けない。

 同日、県庁で開いた本年度2回目のとちぎ健康21プラン推進協議会(太田照男会長)で、県保健福祉部が説明した。

 骨子は県や県民、事業者の責務を定めた「総則」と、県が中心となって行う「施策」、県民運動を展開するための県民会議の設置に関する「推進体制」の3部で計20項目。

 このうち県が取り組む受動喫煙防止対策として、特に未成年者や妊婦を受動喫煙から保護するための対策や、喫煙者の禁煙支援を明記した。

 県は30日に条例の素案をまとめ、県民からの意見募集(パブリックコメント)を行う。2014年度からの施行を目指す。