元警部を3千万円横領容疑で告訴 倉敷、水島の遊技組合

倉敷、水島両遊技組合の事務局長だった岡山県警の元警部=60代=が組合費を着服したとされる問題で、両組合が約3千万円の業務上横領容疑で刑事告訴していたことが3日、関係者への取材で分かった。県警は今後、元警部の事情聴取を始め、動機や金の使途を解明する。

 告訴状などによると、元警部は県警を退職後の2009年、両組合に事務局長として再就職し、12年までの3年間勤務。その間、組合の運営費などをプールしていた銀行の普通・定期預金の通帳を無断で解約し、計約3千万円を横領した疑いが持たれている。告訴は6月28日付で県警は受理した。

 両組合の使途不明金は計約7千万円に上っており、県警は告訴額以外の約4千万円の行方についても関与を調べる。

 元警部は通帳と印鑑を管理し、会計業務を全面的に任される立場だった。今年1月の会計監査で不正が発覚し解雇されたが、横領行為を認めながらも「遊興費などに使ったが、詳しいことは言えない」と話したという。

 両組合には、倉敷、水島署管内の約30のパチンコ、パチスロ店が加入している。