広遊協、通常総会 

〜役員改選で池田仁志理事長を再任

広島県遊技業協同組合(広遊協)は21日、広島市中区基町のリーガロイヤルホテル広島において、2013年度通常総会を開催した。またあわせて、広島県遊技業防犯協力会連合会の2013年度通常総会も開催された。組合員総数294人中、委任状出席を含め281人の出席により総会は成立した。

 冒頭に挨拶のため登壇した池田仁志理事長は、「業界は大きな岐路に立っている。行政の指示を真剣に受け止め、健全娯楽としての地位を不動のものにしなければ、業界の将来は非常に厳しいものになる」と語り、福山市に縁のある明治生まれの彫刻家・平櫛田中の「いまやらねばいつできる。わしがやらねばだれがやる」という言葉を引用し、「業界を救うのはほかの誰でもない。我々が力を合わせてがんばっていかなければならない」と、挨拶を締めくくった。

 来賓祝辞では、広島県警察本部生活安全部の山口俊彦部長と広島労働局労働基準部の奥原英記主任監督官が登壇。山口部長は、「広告宣伝等の適正化の徹底」と「賞品買取の絶無」の2点について言及。「賞品の買取り買取らせに関する規制は、ぱちんこ営業の根幹に関わる規制であり、ぱちんこ営業が賭博と一線を画す営業であることを示すため、遵守を徹底する必要がある」と述べ、賞品買取の絶無を改めて求めた。

 議案審議では、2012年度の事業報告ならびに収支決算、2013年度の事業・予算報告など、上程されたすべての議案を承認。また、任期満了にともなう役員改選では、池田仁志理事長を再任した。

 議事終了後の行政講話では、広島県警察本部生活安全部生活安全総務課の三戸田伸幸課長補佐と同課の三好清志係長が登壇。三戸田課長補佐は業界の健全化について言及。遊技機の不正改造事案の検挙状況は減少傾向にあるとしながらも、手口が巧妙化し、いまだに相当数が行われていると指摘。「許可を得れば何をしても良いという訳ではない。風営法の各種規制を改めて認識し、法令遵守を徹底し、健全な営業を確立していただきたい」と述べた。三好係長は、4月に実施した賞品取り揃えに関する調査への協力に感謝の言葉を述べつつも、一部の営業者において必要な種類数に満たない状況が確認されたと苦言を呈した。さらに、遊技機を修理するために別の遊技機の部品を無承認で取り付ける「部品取り」が散見されるとし、その根絶を要請した。