日電協、里見治氏が理事長再任 〜証紙100万枚に回復

日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)は12日、東京都千代田区丸の内の東京會舘において、第33回通常総会を開催した。役員の改選が行われた結果、理事長に里見治氏が再任された。

 理事長に再任した里見氏は総会後の記者会見において、「今年は日工組も理事長が代わったので日電協もと思っていたが、もう1期つづけろということで、お引き受けすることにした。7号営業は約30年間、基本的に同じ規則のなかでつづいている。下手をすると10年後、われわれの業界規模は半減する可能性がゼロではない。ファンを少なくとも2000万人に回復させる必要がある。行政が言うことについては、遵守しなければならないことは遵守すべき。ただ、規制改革は絶対に必要であり、業界の全員で、何か行動しなければならない」と述べて、社会全体の動きに合わせ、パチンコ・パチスロ業界でも法律全体の見直しなど、抜本的な改革が必要となっていることを強調した。

 総会で決議された新役員は以下の通り(敬称略)。同組合にこれまで存在しなかった専務理事のポストが新たに加わった。
▽理事長/里見治▽副理事長/佐野慎一、兼次民喜▽専務理事/原田宗宏▽常務理事/橘照忠▽理事/片田富穂、木原海俊、小林友也、綾部征四郎▽監事/濱野雅弘、国本籍雄

 2013年度の事業計画によると、「8月4日パチスロの日」開催、震災復興支援活動の実施、闇スロ撲滅活動の推進など、基本的には前年度までと同様の活動を継続していく。また2012年度の日電協証紙発給枚数は102万5492枚(前年度比約5.0%増)となっており、パチスロ市場の拡大に合わせて証紙発給枚数も100万枚台の水準に回復した。

 なお記者会見で日工組メーカーの新規加入の可能性についての質問が挙がったが、里見理事長は「そのような方向で話し合いを行っている。われわれも受け入る方針で、行政からの指導が一本化されて良いと考えている。今は、日工組加盟各メーカーからの最終的な回答待ち」と、現状を説明した。

 総会後には別室へと会場を移して懇親会を開催。全日遊連の青松英和理事長など各業界団体のトップほか、警察庁生活安全局保安課の関川朋大課長補佐、衆議院の平沢勝栄議員らが出席して祝辞を述べた。また懇親会の席で2代目パチスロガールが登場し、「8月4日パチスロの日」のPRを行った。