県内最大規模のカジノ賭博店摘発/横浜

県警生活保安課と伊勢佐木署は10日、賭博場開帳図利の疑いで、横浜市中区福富町仲通のカジノ賭博店「G」を摘発、同店店長の吉田誠容疑者(42)=同市南区白妙町3丁目=ら3人を逮捕した。同課によると、同店はビルの2フロアで延べ床面積計約760平方メートルと、県内最大規模のカジノ賭博店という。

 ほかに逮捕されたのは、ともに同店従業員の佐藤秀幸(51)=同市中区福富町西通=と、近藤晃一(29)=同市南区山王町4丁目=の2容疑者。

 逮捕容疑は、ほか数人と共謀し、同日午前6時55分ごろ、同店内に賭博場を開設。札幌市中央区に住む無職の男性(38)に「バカラ」と呼ばれる賭博をさせ、コミッション料として現金を徴収した、としている。同課によると、吉田、近藤の2容疑者は容疑を否認、佐藤容疑者は認めている。

 同課によると、同店は2006年ごろに開業。24時間営業で、少なくとも60人以上の従業員が3交代制で勤務していた。県警が10日、同店を摘発した際には従業員21人と客36人がおり、県警は残る従業員と客についても調べを進める。

 同店は米アップルの「iPad(アイパッド)」10台を設置し、客はインターネットを使って海外の店で賭博ができる仕組みになっていた。店内外にカメラ約50台を設置し、モニター室で常時監視。出入り口付近のカメラで客の顔を確認し入店させていたという。

 県警は10日、同店を捜索し、バカラ台12台、スロット29台など583点を押収。経営実態や売上金の流れなどを調べる。