詐欺で逮捕 最年少市議はパチンコ入り浸り

「最年少で初当選」ともてはやされた神戸市議は保険金詐欺師だった。
 5日、兵庫県警に詐欺の疑いで逮捕されたのは、みんなの党所属の市議、藤川泰輔容疑者(30)。中学校からの同級生とつるんで、無職だったのに「議員秘書を務めている」と虚偽申告し、保険会社から交通事故での負傷で、休業補償金180万円をだまし取った。

 問題は、こんなせこい男でも27歳で市議になれたことだ。選挙では中学から大学まで“お坊ちゃん校”の甲南大出身をウリにし、在学中に応援団や柔道部で活躍したことをアピール。また、自民党の衆院議員の秘書、県議の秘書で下積みしたことも“実績”として訴えていた。

 実際に秘書経験はあるが、案の定というか、いい加減な仕事ぶりだったという。

 県議秘書時代の知人が言う。
「藤川は体育会系の外見で返事はハキハキしているけど、とんでもないお調子者でした。“支援者回りに行ってきます”と言って出ていったまま、いつまでも帰ってこない。おかしいと思っていたら、“最近、先生、パチンコ屋に入り浸っているの?”と後援者からお叱りがあり、車を乗り回していたのが藤川でした。駐車場で昼寝していたそうです」

 それなのに、震災直後の2年前の統一地方選は風が吹き、こんなチャランポラン男でも当選してしまった。今度の選挙はよく候補者を見極めた方がいい。