パチスロの認知機能向上を実証

パチスロメーカーの組合である日本電動式遊技機工業協同組合(日電協、理事長・里見治氏)とパチスロの販売会社で組織する回胴式遊技機商業協同組合(回胴遊商、理事長・伊豆正則氏)は9日、今年2月から実施しているパチスロ遊技による脳活動調査について、東京都台東区の日電協会議室で最終的な結果報告を行った。



 この調査は、パチスロ遊技が脳の活性化にもたらす科学的な根拠を、実験を通じて実証していく研究で、脳科学の権威で知られる諏訪東京理科大学の篠原菊紀教授を招聘(しょうへい)して、2月19日から実施されてきた。

 調査は2段階に分けて行われ、諏訪東京理科大学内で2月19日から27日まで行われた第1段階(STEP1)では、中高年における目押しゲームテスト機や実機などでの脳の活性化に着目。50歳以上の中高年者30人を遊技経験の有無、性別などで3つのグループに分類し、NIRS(機能的多チャンネル近赤外線分光法装置)などを用いて脳の活動を調査した。

 第2段階(STEP2)では、場所を東京都内の平和フラッツ(台東区)に移し、パチスロトレーニングによる中高年者の認知機能向上や幸福度の向上について調査。60代を中心に中高年者約70人をトレーニング群と対象群の2グループに分類。3月4日から3月29日までの週3回4週にわたり、片方のグループに一定期間目押しをトレーニングし、その前後で脳機能の向上が認められるかどうかを確かめた。