ユニバーサル、2013年3月期決算短信を発表

 〜当連結会計年度末でウィン・リゾーツ社を持分法適用対象から除外

ユニバーサルエンターテインメントは20日、2013年3月期決算短信[日本基準](連結)を公表した。パチスロの販売が好調に推移し、売上、利益ともに前期を上まわった。ウィン・リゾーツ社によるユニバ社に対する訴訟およびユニバ社からの反訴では、実態的判断の帰趨および時期のいずれも見通しがつかないとして、当連結会計年度末をもってウィン・リゾーツ社を持分法適用対象から除外し、同社株を取得原価で評価する会計方針を明らかにした。そのため、来期の業績予想では利益面での減少が見込まれている。

 連結経営成績は、売上高991億8200万円(対前期増減率プラス32.5%)、営業利益358億9700万円(同プラス36.2%)、経常利益448億7300万円(同プラス34.5%)、当期純利益274億4900万円(同マイナス12.5%)。

 ウィン・リゾーツ社との訴訟・反訴では、最終的な結論が出るまで相当期間かかると予想。ユニバ社取締役会長の岡田和生氏がウィン・リゾーツ社の取締役を辞任したことから、ウィン・リゾーツ社に対するユニバ社の影響力は、もはやないと判断した。

 パチンコ・パチスロ事業においては、「バジリスク〜甲賀忍法帖〜U」、「ドンちゃん祭」、「SLOT牙狼」、「ミリオンゴッド 神々の系譜 ZEUS ver.」など、前期比で約6万4000台増となる約23万6000台を販売。当該事業の売上高は前年同期比33.3%増の962億300万円、営業利益は同41.3%増の457億500万円となった。

 次期2014年3月期の通期連結業績予想として、売上高1028億円(対前期増減率プラス3.6%)、営業利益310億円(同マイナス13.6%)、経常利益307億円(同マイナス31.6%)、当期純利益178億円(同マイナス35.2%)を見込む。

 次期におけるパチンコ・パチスロ事業では、準備してきたソフトウェアの開発生産性を改善するためのシステム開発に目処がついたとして、同期中の開発環境の刷新を予定。そのため上期において販売タイトルは2タイトルのみとなって収益的に若干停滞する見込みだが、下期に大型タイトルを含む5タイトルを販売することにより、収益の拡大を図る。通期でのパチスロの販売台数には、2013年3月期をさらに1万4000台上まわる25万台を予定する。