日電協・回胴遊商、岩手県内仮設住宅単位の「カラオケ歌合戦」に特別協賛

岩手県内10の仮設住宅と集会所を会場に開かれてきた仮設住宅単位の「カラオケ歌合戦」の決勝大会が11日、岩手県北上市桜どおりの北上市文化交流センターにおいて開催された。主催はIBC岩手放送。日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)と回胴式遊技機商業協同組合(回胴遊商)が特別協賛として参加した。大会の模様は後日、IBCラジオの特別番組として放送される。

 決勝大会には、各予選の上位2人、計20人が出場。ステージで自慢の歌声を披露した。出場者と同じ仮設住宅からそれぞれ50人の応援団が招待されており、自分たちの仮設住宅からの代表がステージに上がると、横断幕や大漁旗などを手にして応援していた。

 回胴遊商の伊豆正則会長、日電協の原田亨常務理事、岩手県遊協の工藤嘉副理事長らが審査員として参加。審査の結果、鶴岡雅義と東京ロマンチカの「北国の町」を歌った、大船渡市の地ノ森仮設住宅から出場した黒澤和昭氏が優勝し、地ノ森仮設住宅には仮設住宅賞が贈られた。また2位には、北上市雇用促進住宅(みなし仮設)の佐々木益雄氏が選ばれた。

 オープニングでオリジナルソングを歌い、ゲスト審査員として審査にも参加した大船渡市出身の演歌歌手・大沢桃子は、「震災後、今日ほどステージと会場がひとつになって盛り上がったのは初めて。胸に熱くこみあげてきました。元気を取り戻そうとする、ふるさとの底力を感じました」と感想を述べた。