習志野市屋敷パチンコ店出店問題連絡会、認知拡大を目指し「意見交換の集い」開催/千葉

千葉県習志野市屋敷への建設が予定されている『マルハン習志野店(仮称)』の出店に対する反対運動を展開する「習志野市屋敷パチンコ店出店問題連絡会」は20日、公民館において「意見交換の集い」を開催した。主催者発表で、9人の市議を含む64人が参加。同連絡会は参加者らに活動を説明し、意見交換を行った。

 『マルハン』が建設予定地に出店した際に発生する問題として、近隣の児童デイサービス施設が、安全を確保するのためマンツーマン対応でしか外に遊びに行くことができなくなり人件費がかさむようになることから、運営の継続が危ぶまれていること、もともと道路環境が悪い地区で交通量がさらに増えるようになるため危険性が増加すること、さらに高校から約130メートルの立地となるため、教育への悪影響が懸念されることなどを指摘した。

 同連絡会では、出店への反対運動についての認知を社会一般に拡大することを問題解決のための重要な手段に据えており、報道関係者に対し「意見交換の集い」への積極的な取材を呼びかけた。また、習志野市議会に対して請願を、市議会・市長・県議会・知事のいずれかに陳情を行うことを予定しており、すでにそれぞれ2600人分以上の署名が集まっているという。

 意見交換において大きな論点となったのは、習志野市が定める「風俗営業等の規則に関する条例」のなかの「教育施設の敷地の周囲おおむね200メートルの区域内に風俗営業等を営もうとする者は、あらかじめ市長の許可を受けなければならない」と定めた第3条が、3月の習志野市議会で廃止することが決定されたことについて。参加者らは市議会のこの決定に不信感を抱いており、参加した市議たちを問いただした。この問題については、「市長や議員に(マルハンとの)癒着の疑いが出ている」と指摘する記事がネット上にすでに流されている。

 工事着工予定日は4月10日とされていたが、これまでのところ着工は延期されている。ただし、4月30日には教育施設から200メートル以内の建設を禁じた条文が廃止となるため、それ以降になれば着工されるのではないかという、反対派にとっては悲観的な見通しも出されている。

 また、パチンコホールができることにより、治安が悪化し、生活環境も悪化するといった漠然とした不安から、パチンコホール全般を敵視する感情的な意見も、一部の参加者から聞かれた。