岡田氏:ウィンが利用したフリー報告書に「深刻な欠陥」

4月22日(ブルームバーグ):米カジノ運営会社ウィン・リゾーツの共同創業者で元副会長の岡田和生氏が保有していた同社株式20%をウィン社が強制的に買い戻した際に利用した報告書をめぐり、岡田氏側の依頼を受けて報告書の内容を精査した第三者的立場の元判事らは、同報告書に「深刻な欠陥」があったとの判断を示した。

岡田氏が会長を務める日本のパチスロ機メーカー、ユニバーサルエンターテインメントが22日発表した資料によると、報告書を精査した今回のレビューは、米国土安全保障省長官や連邦高裁判事などを務めたマイケル・チャートフ氏が中心になってまとめた。同レビューは元米連邦捜査局(FBI)長官のルイス・フリー氏が手掛けたウィンの独立調査について、「構造的に不完全で偏っており、自己の主張を行うことに動機付けられているように見受けられる」と結論付けた。

ウィンは昨年、最大単独株主だった岡田氏の保有株を19億ドル(現在のレートで約1880億円)で強制的に買い戻した。岡田氏によると、買い戻し価格は市場価格を約8億ドル下回る水準だった。ウィンはフリー報告書を基に、岡田氏が米汚職行為防止関連法に「明白に違反」したことを理由に挙げ、最大単独株主として「不適格」だと主張していた。

原題:Okada Review Says Freeh’s Wynn Resorts Probe ‘DeeplyFlawed’ (2)(抜粋)

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