サイバーソリューションズ、パチンコ店にクラウド型メールシステム納入

サイバーソリューションズ(東京都港区、秋田健太郎社長、03・6809・5858)は、全国で300のパチンコ店を展開するダイナム向けに、ネットワーク経由で利用できるクラウド型メールシステム「サイバーメール・シグマ」を納入した。全社員約1万人が利用する大規模システムで、社員の私有端末を業務に使う「ブリング・ユア・オウン・デバイス(BYOD)」にも対応している。スマートフォン(多機能携帯電話)などを活用した迅速な情報共有環境を構築した。


 従来は拠点ごとに配備したパソコンで店長らがメールのやりとりをしていたが、現場の社員に最新情報を円滑に配信できるように再構築した。


 クラウド対応のサイバーメール・シグマはどこからでも利用でき、災害やパンデミック(世界的な感染流行)などの緊急事態における安否確認にも有効。さらにシステムの運用管理の大幅軽減に加え、24時間365日の高い連続稼働性を実現する。


 ダイナムからの受注では独自のセキュリティー機能の構築支援や運用サポートへの信頼性なども評価を得た。ダイナムはこれまで米IBMのグループウエア「ロータス・ノーツ」を利用していたが、ウェブメールの応答性や組織変更に伴うアカウント登録などで運用管理の工数とコストに課題があったという。


 サイバーソリューションズはメールシステムの専門業者。ノーツからの置き換えでは昭栄化学工業(東京都新宿区)や、フォレストホールディングス、キングレコード(東京都文京区)などでも実績がある。

 BYODは従業員が個人所有の携帯電話やスマートフォンを職場に持ち込み、業務に使用する形態のこと。

 BYODは端末の支給代を抑えられるため、中小企業を中心に利用が広がっている。端末支給の場合は、業務アプリケーションしか使わせないなどの指針を定めやすいが、BYODは管理が難しく、セキュリティー対策を工夫する必要がある。