パチンコホール上層の遊休フロアを“一宿一芸”の「アーティスト・イン・レジデンス」に提供/千葉

千葉県松戸市の松戸駅前周辺エリアにおいて地域活性化事業に取り組む「松戸まちづくり会議」は6月から、松戸駅西口から徒歩約2分のパチンコホール『楽園 松戸店』の上層フロアにある遊休フロアを「アーティスト・イン・レジデンス」のための空間「パラダイスAIR(AIR=アーティスト・イン・レジデンス)」として活用する。

 「アーティスト・イン・レジデンス」とは、滞在型の芸術家向け作品製作施設を指す。「松戸まちづくり会議」では、「松戸宿」の伝統を踏まえ、“一宿一芸”をコンセプトに事業を運営。一芸の提供と引き換えの無償短期滞在と、資金支援して海外芸術家を招聘する長期滞在のプログラムの2事業を実施するという。前者のショートステイでは数日間の滞在、後者のロングステイでは2カ月間の滞在を想定する。同組織が11日付のプレスリリースで発表した。

 『楽園 松戸店』を運営し、ビルのオーナーでもある浜友観光が同事業に協力することで実現。「松戸まちづくり会議」と連携した「まちづくり」を事業としている株式会社まちづクリエイティブがフロア単位でのサブリースを行って運営管理を担当し、当該フロアの2室を「松戸まちづくり会議」に提供する。

 『楽園 松戸店』は元ラブホテルであった物件のため防音性に優れており、芸術作品の制作に向いているとのこと。また、パチンコ、ラブホテルとも、日本固有の文化であるため、海外の芸術家からの興味関心が高い。