警察庁生安局保安課、2012年中における風俗関係事犯の取締状況を公表 〜営業所数は1万2149店に

警察庁生活安全局保安課は3月29日、警察庁のホームページ内において、2012年中における風俗関係事犯の取締状況をまとめたレポート「平成24年中における風俗関係事犯の取締状況等について」を公表した。そのなかで風俗営業所の数が掲載されており、「ぱちんこ等営業(7号営業)」の営業所数は1万1178営業所であった。

 2012年中における風営法違反の検挙数と検挙人員は、2682件‐3212人。そのうち、「構造設備・遊技機の無承認変更」は57件‐67人と、2011年中の43件‐45人よりも14件‐22人増加した。

 また、「主要検挙事例」の1番目に、ぱちんこ店経営者が同店に併設された賞品買取所において、同店が遊技の結果に応じて客に提供した賞品を同店従業員に買い取らせていた、北海道警所管の2月に発生した事件を紹介している。

 2012年中における「遊技機使用賭博事犯」の検挙件数及び検挙人員は、82件‐453人。検挙人員は2011年と同数となって横ばいで推移し、過去5年での最低値を維持した。検挙件数では2011年より11件の増加。押収賭金は1億335万円と、前年より2365万円増加し高額化が進行している。なお、ここで言う「遊技機」とは、スロットマシン、テレビゲーム機等の遊技設備を指す。

 「ぱちんこ等営業(7号営業)」の営業所数(許可数)は、2012年に1万2149店舗となり、前年より174店減少した。「ぱちんこ等営業」のうち「回胴式遊技機等設置店」(パチスロ専門店)の店舗数は971店舗となり、前年より40店舗増加した。「回胴式遊技機等設置店」の増加は2年連続。

 「遊技機設置台数」は、店舗の大型化に伴い2009年より2年連続で増加していたが、2012年には458万2681台となって前年より103台の減少となった。種別では、「ぱちんこ遊技機」303万5733台(前年比7万1955台の減少)、「回胴式遊技機」154万6707台(前年比7万1869台の増加)と、パチンコが減台され、パチスロが増台されていた。1店舗あたりの遊技機の設置台数は377.2台となり、増加傾向がつづいている。

 また、遊技機設置台数別営業所数は、「1000台以上」が190店となり、前年より20店舗の増加。「501台から1000台」も137店増えて2355店舗となり、店舗の大型化が進行している。「301台から500台」の規模が4411店、「101台から300台」が4853店、「100台以下」が340店となり、いずれも前年より減少した。



※警視庁HPより