ウィン・リゾーツのマカオ部門に制裁金−顧客情報の漏えいで

3月27日(ブルームバーグ):米カジノ運営会社ウィン・リゾーツのアジア部門ウィン・マカオ は顧客情報を顧客の同意を得ずに親会社に漏らしたとして、マカオのプライバシー監督当局から2万パタカ(約24万円)の制裁金を科された。

マカオ当局のウェブサイトによると、「B」と表示された企業が2011年、系列ホテルの顧客の個人情報を顧客の同意を得ずに親会社と共有した。マカオ特別行政区政府情報当局のウィル・ウォン報道官は27日電子メールで、この企業はウィン・マカオ だと指摘した。同社の広報担当キャサリン・リュー氏は制裁金についてコメントを控えた。

プライバシー監督当局によると、個人情報はウィン・マカオの親会社幹部が米国の腐敗防止法に抵触したかどうかに関する調査に利用された。個人情報には顧客関係や娯楽費のほか、他国の当局者の情報も含まれていた。こうした情報の漏えいがマカオの個人情報保護関連法に違反したという。

ウィン・リゾーツと同社の共同創業者で元副会長の岡田和生氏は法廷闘争を繰り広げている。ウィンは岡田氏が米腐敗防止法に違反してアジアのカジノ当局者に送り物や現金を渡したと主張しているが、岡田氏はこの疑惑を否定している。