車上狙い多発 県民会議が注意報 3月176件

三月に入り、県内全域で車上狙いが多発していることを受け、県警と県、防犯活動団体などでつくる「『なくそう犯罪』滋賀安全なまちづくり実践県民会議」は二十五日、「犯罪多発注意報」を出した。四月三日までの十日間、被害に遭いやすいマンションやパチンコ店駐車場などの見回りを強化し、住民に防犯対策を講じるよう呼び掛けていく。

 県警によると、一日から二十五日までの車上狙いの発生件数は百七十六件で、前年同期に比べ97・5%の大幅増となった。月の前半は大津、草津市など県南部地域の被害が多かったが、後半に入って彦根、東近江市などでも被害があり、全県に拡大傾向にある。

 半径数百メートルの範囲で、十台程度の車から集中的にカーナビゲーションや車内にあった金品が盗まれるケースが目立つ。短時間にドアガラスを割って解錠し、車内を物色する手口が多く、手慣れた複数人の窃盗グループによる犯行とみられる。

 予防策として、県警は車内に貴重品を置かないようにすることや、車に警報装置を取り付けるだけでなく、駐車場への防犯カメラ、センサーライトを設置するといった二重三重の防犯対策を取るよう呼び掛けている。