福祉車両 贈って20年 世田谷の団体 区「地域の誇り」=東京

福祉施設などで使ってほしいと、世田谷区に区内の団体が専用車両2台を贈呈するセレモニーが22日、開かれた。1993年から毎年、車両を贈り続けており、これで計44台となった。2台は、特別養護老人ホームと障害者が働く弁当店を運営するNPO法人に贈られるという。

 この団体は、北沢地区のパチンコ店でつくる「北沢遊技場組合」(南栄二組合長)。区が車両を必要とする福祉施設から希望を募り、車いすのまま乗降できる、リフト付き車両など福祉車両を提供している。公共交通機関を1人で利用するのが難しい高齢者らにとって「福祉有償運送」と呼ばれる、福祉施設などへの送迎サービスは、貴重な移動手段。同組合から贈られた福祉車両もこうしたサービスに利用されている。

 南組合長から保坂展人区長にマスコットキーが手渡された。保坂区長は「地域福祉を後押ししてくれる力があることを誇りに思う」と語った。