馬祖カジノ事業に期待、福州でリゾート開発

中国が福建省福州市の黄岐港を中心としたリゾート地区の開発に、対岸の台湾・馬祖列島の1つである北竿島を組み込み、日帰りで往復できる「1日生活圏」を構想していることが分かった。馬祖で検討が進んでいるカジノ事業がもたらす商機に期待しているとみられる。18日付経済日報が伝えた。

交通部航政司の祈文中司長によると、1月に開かれた中台の海運業界団体による会合「両岸海運小両会」で中国側が計画を発表し、台湾側も協力に同意した。中国側では既に関連施設や高速道路の建設が進んでおり、うち埠頭(ふとう)と観光客向けのサービスセンターは今年末にも完成する見込みだ。台湾側も同様に検疫施設などの設置が必要だが、完成時期は決まっていない。

馬祖のカジノ計画は関連草案が近く行政院で審議される予定。その後立法院の審査を経て、企業誘致が行われる。

このほか、直接往来が認められている福州市馬尾港と馬祖列島の福澳港(連江県南竿郷)の間では、直行便の運行整備も進んでいる。