ユニバーサル、通期業績予想を上方修正 〜「ZEUS」完売で

ユニバーサルエンターテインメントは14日、2013年3月期第3四半期決算短信[日本基準](連結)を発表した。また同日、昨年11月2日付の2013年3月期の業績予想を修正すると発表した。第3四半期の業績は、前年同四半期と比べ減収減益となっていたものの、第4四半期において「ミリオンゴッド 神々の系譜 ZEUS ver.」がすでに計画予定台数を完売したことなどから、通期予想数値の上方修正を行った。

 第3四半期の連結経営成績(累計)は、売上高645億600万円(対前年同四半期増減率マイナス8.7%)、営業利益233億5600万円(同マイナス22.6%)、経常利益296億3700万円(同マイナス14.6%)、四半期純利益166億6700万円(同マイナス46.4%)。利益には、係争中ではあるが、持分法適用関連会社のウィン・リゾーツ社への投資利益として41億3200万円を計上。また、フィリピンですすめるカジノリゾートプロジェクトにおける“不適切な費用処理”分を、貸倒引当金繰入計上額と合わせ「不正関連損失」とし、2億5700万円を特別損失として計上した。

 第3四半期発売の遊技機「SLOT牙狼」の販売台数は約5万4000台。累計期間の販売台数は15万3000台となった。

 修正後の2013年3月期通期連結業績予想数値は、売上高980億円(前回予想数値からの増減額プラス21億円、増減率プラス2.2%)、営業利益340億円(同プラス10億円、プラス3.0%)、経常利益400億円(同プラス40億円、プラス11.1%)、当期純利益220億円(同プラス10億円、プラス4.8%)。

 同社は、本年1月29日に同社グループの新ブランドとして「アクロス」を発表しており、またその第1弾機種として「クランキーコレクション」を発表している。また2月1日には、韓国仁川国際空港隣接地において計画されている複合カジノリゾート開発計画においてカジノ事前認可制度への申請書類を韓国文化観光部に提出した。