詐欺急増「警戒して」 投資話、ギャンブル必勝法


今年に入り、投資詐欺や振り込め詐欺の被害が県内で急増している。二月上旬までの発生件数は十四件で、前年同期の三・五倍に上る。このうち、オレオレ詐欺はゼロ件なのに対し、目立つのは投資の誘いや「ギャンブル必勝法を教える」といった手口。より新しく、県民に「抵抗力」が育っていない手法に被害が移行している。


 被害金額は総計で約七千百万円で、前年同期に比べ約四千八百万円増。件数の内訳は、投資関連が六件、ギャンブル必勝法が三件、架空請求と還付金詐欺がそれぞれ二件など。


 投資関連の一例は、証券会社などからパンフレットが届くと、今度は別の会社から「その商品はパンフレットが届いた人しか買えない。名義を貸してほしい」などと話を持ち掛けられる。承諾すると、「名義貸しがばれて口座を凍結された」などと言って内金を出すよう頼まれる手口。


 送金方法は、銀行を使うと行員に疑われるためか、宅配便やレターパックを指定。内容物を「お菓子」などと書かせて送らせる手法が出てきている。


 ギャンブル必勝法は、「『ロト6』の当せん番号を教える」と、情報提供料を求める手口。


 また、オレオレ詐欺も被害こそないが、電話自体は計三十一件確認されており、県警は「警戒が必要」と呼び掛けている