マカオのカジノ、3兆円産業に 12年13.5%増

マカオのカジノを中心とする賭博業収入が2012年に初めて3兆円を超えた。マカオ政府が2日に発表した統計によると、12年通年で3041億3900万パタカ(約3兆3200億円)と前の年に比べ13.5%増えた。2桁成長は3年連続。ただし、中国の景気減速を映し、主力である中国本土からの客足が鈍り、伸び率は低下した。

 カジノはマカオの主力産業で、マカオ政府の最新の統計によると、域内総生産(GDP)の約45%を占める。隣接する中国本土からの来訪者が支えており、特に「VIPバカラ」と呼ぶ富裕層が高額を賭けるトランプゲームが稼ぎ頭になっている。

 マカオの賭博業収入は08年のリーマン・ショックで伸び率が減速したが、そこから抜け出した10年に再び57.8%増えた。11年にも42.2%増と、2年で2倍以上の規模に拡大していた。