特定危険指定へ工藤会聴取

改正暴力団対策法に基づく「特定危険指定暴力団」指定に向け、山口県公安委員会は12日、県警本部で、指定暴力団工藤会(北九州市)の関係者から意見聴取した。工藤会への聴取は福岡県公安委員会に次いで2例目。

 県警側は、組員が関与し、有罪が確定した2009年の防府市パチンコ店放火事件など5件と、山口市などであった不当要求の中止命令3件を挙げて指定理由を説明。下関、山口、防府市を警戒区域にするとした。

 指定後は警戒区域で組員が不当要求をした場合、警察は中止命令を出さなくても即座に逮捕できるようになる。工藤会側は、組員1人当たりの中止命令の件数が他団体に比べて少ないなどと主張した。