MBS7〜9月期、カジノ不振で21%減収

カジノ総合リゾート(IR)マリーナ・ベイ・サンズ(MBS)の7〜9月期決算は、売上高が前年同期比21.1%減の6億2,550万米ドル(約502億円)、EBITDA(利払い、税金、償却前利益)は37.0%減の2億6,080万米ドルで減収減益となった。主力事業であるカジノのテーブルゲームが不振だった。

EBITDAマージン(売上高に対するEBITDAの比率)は52.2%から41.7%へと10.5ポイント低下している。売上高を部門別にみると、全体の75%と最大の比重を占めるカジノは27.8%減の4億7,080万米ドル。通常のチップの販売額が5.7%減の11億3,000万米ドルだった。カジノの1日当たり売上高は2.6%減の443億米ドル。テーブルゲームを中心としたVIP客向けのローリングチップが29.5%減の117億9,000万米ドルとなり足を引っ張った。

このほか会議・小売・その他が19.4%減の2,610万米ドル、飲食部門も6.3%減の4,610万米ドルと低迷している。

一方、ホテル部門は好調で12.4%増の8,400万米ドル。稼働率は前期同期の98.1%から99.8%に上昇した。1日1室当たりの平均客室単価(ADR)は10.4%増の361米ドル、稼働率を加味した実質客室単価(RevPAR)は12.1%増の360Sドルと2桁の伸びを示している。商業施設部門も7.6%増の3,970万米ドルと好調だった。