日本金銭機械、2013年3月期第2四半期決算短信および中期経営計画を発表

金融機関および国内外のアミューズメント施設向けの貨幣処理機器などを製造・販売する日本金銭機械は10月31日、2013年3月期第2四半期決算短信[日本基準](連結)を公表した。あわせて2013年3月期から2015年3月期までの3期の中期経営計画の策定を公表した。

 2013年3月期第2四半期の連結経営成績(累計)は、売上高122億3900万円(対前年同四半期増減率プラス15.9%)、営業利益8億6100万円(同プラス115.8%)、経常利益7億6800万円(同プラス97.3%)、四半期純利益5億4900万円(同プラス87.2%)。と、売上、利益ともに高い伸び率となっていた。通期の連結業績予想の修正は行われなかった。

 セグメント別に遊技場向機器事業では、パチスロコーナーの設備機器需要が好調を維持し、メダル自動補給回収システムなどの売上が増加した。その結果、同事業の売上高は50億4000万円(前年同四半期増減率プラス4.7%)となったが、利益面では製品開発費や顧客サポート費用の増加があったためにセグメント利益は1億2300万円(同マイナス36.8%)となった。

 ほかのセグメントでは、北米地域での事業が、新規カジノにおける高い成約率を維持し、旧製品からの入替需要も増加したことから、売上高39億7200万円(同プラス47.0%)、利益2億7300万円(同プラス169.2%)と、高い伸びを示した。

 また中期経営計画を、コア事業である「貨幣流通において市場と価値を創造し続ける真のグローバル企業」を目指すと策定。セグメント別の売上高では、遊技場向機器事業が2013年3月期(予測)92億円、2014年3月期(計画)90億円、2015年3月期(計画)94億円と、ほぼ横ばいなのに対して、北米地域事業では73億円、87億円、91億円と、3年間で遊技場向機器事業と同規模にまで成長することを見込んだ。

 同社はあわせて、中期経営計画に基づき、国内販売事業の統合・再編として2013年4月1日付けで同社の連結子会社であるJCMシステムズとJCMメイホウ、ならびに国内営業部を統合すると発表した。