ついにニコ動も巻き込んだエヴァンゲリオン

「ネルフとニコニコのコラボ。すべてはゼーレのシナリオ通りに」

 ロボット系アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」。さまざまなグッズに展開されているシリーズが、動画サービスに登場した(冒頭は作品中の定番台詞)。

 「ニコニコ動画」「ニコニコ生放送」など、日本最大級の動画サービス「niconico」を展開するドワンゴは10月17日、動画サービスの新バージョン「Q」の提供に併せて、エヴァンゲリオンをイメージしたサイトデザイン「エヴァンゲリオンMODE」を公開した。11月17日に公開を控えている映画「エヴァンゲリオン新劇場版:Q」とのコラボレーション企画となる。

 niconico新バージョンの「Q」は5月に始めたバージョン「Zero」の改良版で、視聴画面の動作を軽量化してスピードを上げたほか、パソコンやスマートフォンなどの視聴端末に関係なく動画の視聴履歴を共通化することや、さまざまな画面サイズを選択可能にする機能などを組み込んだ。

 そのうち、「エヴァンゲリオンMODE」は、エヴァンゲリオンの作品中で使われている特徴のある活字や関連の画像・映像などを、niconicoのサービスに組み込んでいる。削除されてしまった動画にアクセスした場合は、エヴァンゲリオンの人気女性キャラクターである葛城ミサトのナレーションが流れるなど、エヴァファンが喜ぶ仕掛けがなされている。

エヴァンゲリオンはもともと1995〜96年にテレビ東京系列で初放映されたアニメシリーズ。アニメを制作したのはガイナックス。15年以上経った今も人気を保ち、各種グッズだけでなく遊園地のアトラクションや限定のコンビニエンスストアなどにも使われている。幅広い世代の間で人気が高く、女性ファンも多い。

 実はこのエヴァブームの発端がパチンコにあることは意外と知られていない。遊技機の企画開発商社フィールズが2004年にパチンコ機を初投入。3万〜5万台を売ればヒットと言われた当時、12.5万台の販売数を記録した。このときアニメ放映が終了していながら、パチンコ化を機に従来とは異なるファン層が拡大。DVDソフトの販売・レンタルが活性化したほか、映画シリーズで新作が続々とつくられるなどの波及効果を呼んだ。