高齢者向け玩具で新市場 認知症予防・体力向上など効果期待

認知症予防や体力向上などの効果が期待される高齢者向けの玩具やゲームが増えている。

 玩具メーカーが福祉関連企業と共同で開発を進めたり、独り暮らしの高齢者向けコミュニケーションロボットなども商品化されている。エンターテインメント業界でも高齢者向けの新たな市場が形成されつつある。

 バンダイナムコホールディングス(HD)傘下のデイサービスセンター「かいかや」(横浜市)は、アミューズメント機器メーカーのサイ(さいたま市)や九州大学病院と共同で、楽しみながら運動機能や脳機能などを活性化できるゲーム機「ドキドキへび退治II」を開発した。

 イスに座って次々と出てくるヘビを足で踏み得点を競うゲーム機で、転倒予防などに効果的な足の運動を「安全に行える」(サイ営業部)のが特徴。2006年にナムコが発売した「ドキドキへび退治」の後継機で、部品の改良などで価格を約半分の59万円に抑えた。

 今年冬の発売予定で「価格がネックで広く普及しなかったが、安くなったことで介護施設などへの導入を進めたい」(同)と話す。