サン電子、ソフト販社を買収−モバイル向け事業拡大

【名古屋】サン電子はスマートフォン(多機能携帯電話)向けソフトウエア販売を手がけるサンフューチャー(東京都品川区)を買収する。同社の第三者割当増資を引き受け、23日付で発行済み株式の55%を取得する。サン電子は主力のパチンコ向け制御基板に続く経営の柱としてモバイル端末向け事業の拡大を打ち出している。買収により同事業を一層強化する。


 サンフューチャーはさまざまなスマートフォン向けアプリケーション(応用ソフト)の開発環境を統一化する「MEAP」と呼ぶソフトを販売している。もともと米フューチャーダイヤル(カリフォルニア州)の事業部門の一つだったが、サン電子による子会社化を念頭に10月1日に分社化して設立された。2013年3月期は売上高1億円、15年3月期をめどに同10億円を目指している。


 サン電子は主力のパチンコ向け制御基板などで大きな拡大が見込みにくい中、モバイル端末向け事業の強化を急ぐ。9月末には遠隔管理ソフトを手がけるインヴェンティット(堺市北区)の買収を決めたばかり。