マルハンの韓昌祐会長、永宗島に1兆ウォン投資へ

「パチンコ皇帝」として有名な日本マルハンの韓昌祐(ハン・チャンウ)会長(81)が初めて、韓国への大規模投資を行うことを決めた。韓会長は日本内の韓商らと共に、仁川(インチョン)国際空港周辺の永宗島(ヨンジョンド)の埋立地に、世界の韓国系企業のための「韓商ビジネスセンター」やスポーツ施設、ホテル、物流団地、生態公園などを造成する複合開発事業に関する提案書(俯瞰図)を最近、韓国政府に提出した。


●韓商ら、「母国に1兆ウォンを投資」


17日、韓国の国土海洋部(国土部)によると、韓会長は取締役会会長を引き受けている世界韓人商工人総連合会所属の海外企業家たちが出資した「世界韓商ドリームアイランド」が今月7日、07年に港湾再開発区域に指定された仁川永宗島の浚渫土投棄場に、総合ビジネス観光レジャー団地を造成する内容の事業提案書を提出した。


ドリームアイランドは、提案書が通れば、永宗橋下の埋立地315万平方メートルの土地に、18年までに、計1兆1180億ウォンを投資し、開発事業を行う計画だ。


ドリームアイランドとは、同事業を進めるために設立した会社であり、出資金104億ウォンのうち、マルハンが持分の62%を持っており、残りは日本内韓国系企業10数社が投資している。ドリームアイルランドの関係者は、「韓会長の主導の下、日本の韓国人企業家らが、ここに韓商の集結地を造成することを決めた」とし、「仁川空港から近く、永宗島を投資先に決めたのだ」と明らかにした。


韓会長は、裸一貫で日本に渡り、日本財界順位17位の巨大なパチンコ企業を立ち上げた人物だ。事故で他界した長男の名前から取った「ハンチョル文化財団」、自分と妻の名前から取った「韓昌祐・ナカコ教育文化財団」などを設立し、韓国で寄付・奨学事業を行ってきたが、韓国への大規模投資を行うのは、今回が初めて。韓会長は昨年、メディアとのインタビューで、「全財産を、韓日両国のために使う」と明らかにした経緯がある。


●永宗島を韓商の集結地に


ドリームアイランドが設立する施設の中心は、「韓商ビジネスセンター」だ。


世界韓人商工人総連合会は1993年の設立以降、世界各国や韓国内の複数の地方自治体を回りながら、計19度も世界韓商大会を開催してきた。しかし、まだ韓商らの力を一つにまとめ、具体的な事業へと結びつけることはできなかった。


韓商ビジネスセンターでは、韓商大会が開かれることになる。また、世界各国に散らばっている韓国系企業のための企業展示館と常設売場も設けられることになる。また、複合団地に建設するホテルを、世界の韓商らのための「迎賓館」として造成し、仕事への活用度を高める計画だ。


国土部はまず、韓国海洋水産開発院(KMI)に、ドリームアイランドが提出した提案書の妥当性についての検討を依頼した。国土部は、この敷地で事業を展開しようとするほかの事業者がいるかどうかを確認する過程などを経て、問題がなければ、来年上半期に事業推進を許可する方針だ。


ドリームアイルランドは、事業施工者の確定後、16年まで基盤施設工事を行い、18年までに韓商ビジネスセンターやホテルなどを完成させる計画だ。


国土部の当局者は、「今のところ、提案書の受付段階ではあるが、資金計画や開発目的などに相当妥当性があると判断される」とし、「今後、積極的に交渉を進める計画だ」とコメントした。