パチンコ関連機器、2年ぶり増 11年度出荷 パチスロ機など下支え

矢野経済研究所が「パチンコ関連機器市場に関する調査結果2012」をまとめた。リポートによると、11年度のパチンコ関連機器市場は、出荷金額ベースで前年比2.9%増の1兆3631億円となり、2年ぶりにプラス成長となった。

 市場規模の内訳は、全体の6割を占めるパチンコ機市場が前年度比6.9%減の8357億円、パチスロ機市場が同30.8%増の3751億円、周辺機器市場が同7.8%増の1623億円だった。

 一昨年度からのパチンコ機の縮小傾向に歯止めはかからなかったものの、10年度から2年連続で大幅回復したパチスロ機と、今回の調査でプラス成長を遂げた周辺機器が全体市場を下支えした形となった。

 前年度比7.8%増で1623億円規模になった周辺機器市場は、全体的に回復基調にあるとはいえ、内訳をみるとパチスロ機に付随する設備機器市場の回復が目立つなどパチンコ、パチスロ関連で明暗が分かれた。

 メダル計数機を含む計数機市場は前年度比17.5%増、メダル補給システム市場が同49.9%増、台間メダル貸機市場は同55.3%と、パチスロ市場の成長に合わせて、関連各分野が数字を伸ばした。


パチンコ関連は厳しい環境で玉計数機市場は前年度比18.4%減、また台間玉貸機市場は同11.3%減。需要が停滞している台間玉貸機は、各台計数機システムの増加などにより、3年連続で縮小傾向が続いている。