矢野経済研究所、パチンコ関連機器市場に関する調査結果を発表

【調査要綱】
 矢野経済研究所では、次の調査要綱にて国内のパチンコ関連機器市場の調査を実施した。

 1.調査期間:2012年5月〜7月
 2.調査対象品目:パチンコ機・パチスロ機等の遊技機、周辺設備機器
 3.調査対象企業:パチンコ機メーカー、パチスロ機メーカー、周辺設備機器メーカーなど
 4.調査方法:当社専門研究員による直接面談、電話・e−mailによるヒアリング、ならびに文献調査併用

 <パチンコ関連機器市場とは>
  パチンコ関連機器市場とは、パチンコ機市場、パチスロ機市場、周辺設備機器市場の総称である。また、周辺設備機器市場とは、ホールコンピューター、玉補給機器などのホール内の設備機器の市場の総称である。


【調査結果サマリー】
 ◆2011年度のパチンコ関連機器の市場規模は1兆3,631億円、前年度比102.9%
  2011年度のパチンコ関連機器の市場規模は1兆3,631億円(メーカー売上金額ベース)となり、前年度比で102.9%のプラス成長となった。市場規模全体の6割を占めるパチンコ機市場の縮小は収束の気配が見られないが、2010年度以降は二ヵ年度連続で大幅回復を達成したパチスロ機市場が市場を支え、2011年度の市場規模全体は微増での着地となった。

 ◆2011年度のパチスロ機市場は引き続き好調、前年度比130.8%の大幅回復
  遊技機規則改正により2008年度には前年度比で約50%にまで縮小したパチスロ機市場であるが、2009年度以降は継続して市場は回復へ向かう。2011年度は一機種あたりの販売台数も10万台を超える機種が出始めるなど、884億円増の3,751億円(前年度比130.8%、メーカー売上金額ベース)となった。

 ◆好調つづくパチスロ機関連の周辺設備機器市場
  2011年度の周辺設備機器市場は、前年度比107.8%の1,623億円(メーカー売上金額ベース)となった。一見して市場は回復基調にあるように見えるが、内訳を見れば、パチスロ機に付随する周辺設備機器市場の回復が主な要因であることがわかる。2012年度いっぱいはパチスロ機の好調は続くものと考えるが、パチスロ機の増台工事が一巡するであろう2013年度以降は、再び厳しい環境に陥るものといえる。

【資料発刊】
 資料名:「2012年版 パチンコ関連メーカーの動向とマーケットシェア」
  http://www.yano.co.jp/market_reports/C54108700