ぱちんこホール駐車場における子供の駐車場車内放置事故の絶無に向けて

ぱちんこホール駐車場における
子供の駐車場車内放置事故の絶無に向けて

 多くのお客様に、手軽に身近で遊技を楽しんでもらうための、ぱちんこ店。
 そのホール駐車場において、ここ数年、毎年車両に放置された子供が熱中症とみられる症状により亡くなり、又、放置して遊技していた親が逮捕されるという、事故が起こっている状況であります。
 残念ながら平成24年8月16日に三重県桑名市のパチンコホールの駐車場にて母親がパチンコを遊技するため、生後5か月の乳児を車内に放置し、熱中症で死亡するという痛ましい事故が発生しました。
 同友会会員企業の皆様におかれましては、日々、従業員等への周知、駐車場の定期的な巡回点検、注意喚起のための店内放送、店内と駐車場の目に付きやすい場所へのポスターの掲示などの取組みを行っていることと思いますが、ぱちんこ営業に対する社会的認知の向上、社会と国民からの広い信頼と支持をいただき、業界の更なる健全発展のため、今一度、駐車場における子供の車内放置事故の絶無に向け、事故防止にご尽力いただけますようお願い申し上げます。
 また、簡易版ではございますが「子供の車内放置防止及び緊急時の対応マニュアル」、「お客様へのお願いとお断りPOP」をご用意いたしましたので、下記をご参照いただきご活用下さい。




子供の駐車場車内放置事故防止及び緊急時の対応マニュアル


1.まず何よりも予防策を講じることが重要。
@各種ポスターの掲示は適切に(駐車場入り口、ホール入り口にはっきりと掲示する)行われているか。
A定時の店内放送(最低1時間に一回以上)でお客様への注意喚起を行えているか。
B定期的な駐車場の見回り(最低30分に一回以上)が実施されているか。またその記録を書面で残しているか。
C折り込み広告や新聞広告等にお子様連れでの来店をお断りする旨の文言を入れているか。

2.見回り時の持ち物
@携帯電話または無線機。
Aハンマー
Bガムテープ

3.子供の車内放置を発見した場合
・まず車内にいる子供の意識確認(窓ガラスを叩き、反応の有無を確かめる)を行う。

A.反応が無い場合
@子供への呼びかけを続けると共に、即、その時店舗にいる最高責任者に報告し、110番通報を行う。
  ※救出のための応援(スタッフ・近くにいるお客様)を求める。
A110番での指示を仰ぎながら、必要に応じて責任者立会いの下で窓ガラスを割って(下記「救出方法」参照)、救出を行う。
B救出した子供を涼しい場所へ移すと共に、電話で対処方法を聞きながら処置を行い、救急車の到着を待つ。

B.反応がある場合
@子供の様子を見守りながらその時店舗にいる最高責任者に連絡※定期的に声を掛け、万一反応が無くなったら上のA手順に移る。
Aホール内のマイク放送でナンバー、車名(色を含む)を繰り返し放送し、当事者のカウンターへの呼び出しを行う。
 ※当事者が現れた場合、厳重注意を行った上で退店を促し、必ず退店をスタッフが確認する!
B10分以上放送を続けてもお客様が名乗り出ない場合、責任者の判断の元、エリア長への報告と110番通報を行う。

○閉ざされた車内からの救出方法○



・まず全てのドア(前後ドア、リアゲート)のロックを確認し、
 開いているドアがあればそこから進入する。
・全てのドアがロックされ、窓にも隙間が無い場合、
 放置されている子供から最も遠いドアのガラスを割る。
・ガラスを割る場合、ガラスの端(角)を叩くと効果的に割ることが出来ます。
 ガラスの飛び散りを防ぐ為にまずガムテープで割る場所とその周囲を覆った上で、
 店舗備え付けの緊急時脱出用ハンマーで、ガラスを割ります。
・割った後は速やかにドアロックを開錠し、子供を救出して下さい。


※何よりも発生させない事が重要です。
・駐車場及びホールに車内放置禁止のポスターがお客様の目に留まるように掲示されているか。
・駐車場巡回は決められた時間にきっちりと漏れなく実施されているか。
以上の再確認をよろしくお願い致します。