パチンコで車内に放置、乳児死亡=熱中症か、母逮捕へ―三重県警

16日午後5時20分ごろ、三重県桑名市大仲新田のパチンコ店駐車場に止めてあった軽自動車の後部座席で、生後5カ月の長男がぐったりとしているのを母親(45)が発見した。長男は市内の病院に搬送されたが、間もなく死亡した。県警桑名署は、容疑が固まり次第、保護責任者遺棄致死容疑で母親を逮捕する方針。


桑名署によると、母親は午後二時半ごろからパチンコをしていた。午後四時ごろ、夫(47)が「家にいた妻と子どもがいない」と自宅近くの交番に届けて捜していた。携帯電話で連絡が取れた母親が「子どもは車の中にいる」と話したため、夫が様子を見に行くよう促し、母親が駐車場に行くと、後部座席のチャイルドシートで長男がぐったりしていた。母親は「何度か車の様子を見に行った」と話しているという。


 車はエンジンが止められ、窓が閉まっていた。状況から熱中症とみられる。津地方気象台によると、十六日の桑名市の最高気温は午後三時十分の三二・九度だった。


 これまでも車内に乳幼児を置き去りにした事故が相次いでいる。昨年七月には、石川県輪島市のパチンコ店で当時一歳の女児が亡くなり、警察庁は子どもを連れて車で来店する客の駐車場への入場拒否を要請する文書を業界団体に送っている。