パチンコホール世界初上場 ダイナム、香港で資金調達

日本のパチンコホール大手、ダイナムジャパンホールディングス(東京)は6日、香港証券取引所に株式を上場した。パチンコホール運営会社の上場は国内外で初めて。パチンコ機器メーカーの上場は日本で例があるが、ホールの運営会社に対しては出玉の換金システムなどに不透明な面もあるとして反対が根強く、実現していなかった。

 情報公開と透明性が求められる株式上場により、ダイナム側には資金調達とともに業界の地位向上を図る狙いもある。今後、他のホール運営会社が追随し、香港を含む海外の証券取引所に上場を申請する動きが進む可能性もある。

 ダイナムの佐藤洋治社長は6日、同取引所で報道陣に「中国を含むアジアにビジネスを拡大するには香港がベストだと考えた」と香港で上場した理由を説明した。同社はマカオの企業などと組んでアジアのカジノ市場に進出する意向を示している。

 ダイナムは沖縄を除く46都道府県で355店舗を展開し、店舗数は業界で最も多いという。上場に伴って調達した資金で、2015年3月までに新たに75店舗の開設を計画している。(香港 共同)