ギャンブル依存症知って 4日、徳島市で初回講座(徳島新聞)


ギャンブル依存症知って 4日、徳島市で初回講座(徳島新聞)



 四国の医師や司法関係者、ギャンブル依存症の家族らが「四国・ギャンブル問題を考える会」を設立した。賭け事がやめられない心の病「ギャンブル依存症」への正しい知識を持ってもらうのが目的で、毎年四国4県で順番に公開講座を開いていく。1回目の市民講座は、4日午後2時から徳島市のあわぎんホールで開かれる。

 ギャンブル依存症は多額の借金を抱えてもパチンコや競輪などがやめられない精神疾患の一種。結成を呼び掛けた藍里病院(上板町)の吉田精次医師によると、同院ではギャンブル依存症の診察を始めた2007年ごろから徐々に患者が増え、現在は年間約50件の相談がある。

 会の立ち上げは、社会的に認知が低いギャンブル依存症について広く周知するのが狙い。吉田医師は「依存症は病気。しかし、多くの人は意志や自覚の持ちようで治るという誤った認識を持っている」と指摘する。

 市民講座では吉田医師がギャンブル依存症の特徴や治療などについて話した後、借金への対応に関する講演や、患者本人らによる体験談発表がある。吉田医師は「まずは家族が気付くことが大事。異変を感じている人はぜひ参加してほしい」と呼び掛けている。